ベルリン近郊カルトツォウのバロック様式の城館・旧荘園邸宅。
ポツダム市カルトツォウ地区にある城館風の旧荘園邸宅。騎士領に由来し、1912年から1914年にベルリンの建築家オイゲン・シュモールの設計でバロック様式に再建された。2007年に保存修復され、2008年からはポツダムの戸籍役所の分所が置かれ、主に結婚式などの会場として使われている。
シュロス・カルンツォウは、ドイツのベルリンおよびブランデンブルク地域にある館で、ポツダムの地区カルツォウに位置する旧騎士領の邸宅である。もとは騎士領に由来し、1912年から1914年にかけて、ベルリンの建築家オイゲン・シュモールの設計により、バロック様式で新築された。1900年にベルリンの蒸留酒製造業者アルトゥール・ギルカがこの騎士領を取得し、旧館を取り壊した後、66室を備える三翼式の代表的な建物として再建し、その後はラントハウス・ギルカと呼ばれた。 1940年には、サンスーシの元庭園監督ゲオルク・ポテントが領地の公園を景観式公園に改造した。同年、この館と敷地は映画の屋外撮影にも使われた。第二次世界大戦後、1945年からは故郷を追われた人々の宿泊施設となり、1949年以降は福祉団体フォルクスゾリダリテートの児童保養施設として利用された。1974年から1984年までは児童ホーム、その後1996年までは腎臓病の子どものための療養施設であった。1998年から2006年までは空き家だったが、2007年に文化財保護の方針に沿って修復された。2008年からはポツダム戸籍役場の分室が置かれ、主に結婚式などの催事会場として使われている。2010年にはホテル営業も始まり、映画やテレビの撮影地としても利用されている。